ブログアフィリエイトで一番大事なのは、記事の書き方でも文章力でもなく、最初のジャンル選びです。ここを外すと、どれだけ毎日更新しても1円も発生しないという現実を、私自身、過去2回経験してきました。逆に、ジャンル選びを慎重にやり直した3つ目のブログでは、開設から8カ月で月額3万円を超え、1年半で月額12万円に届きました。本記事では、40代から副業ブログを始める実務家の視点で、2026年時点で稼ぎやすいジャンルと、初心者が手を出してはいけないジャンルを整理します。
まず押さえておきたい「稼げるジャンル」の3条件
ジャンル選びの判断軸は、結局のところ次の3つに集約されます。
- 単価が高いASP案件があること(1件3,000円以上が目安)
- 検索ボリュームがそこそこあること(月間1,000〜10,000程度)
- 自分が半年以上書き続けられる関心領域であること
この3条件のどれか1つでも欠けていると、書く手が止まるか、書けても収益が育たないかのどちらかになります。あなたは今、何のジャンルで書こうとしていますか。一度、紙に書き出して上記3条件と照らし合わせてみてください。
2026年に狙い目のジャンル一覧
私がいま新しく副業ブログを立ち上げるなら、次のジャンルを優先候補にします。
- 法人向けSaaS(クラウド会計、勤怠管理、電子契約など)
- 中高年向け転職・キャリア(40代以上の特化型)
- 投資信託・新NISA関連(ただし注意点あり、後述)
- 子ども向け通信教育(タブレット学習、英語学習)
- ペット保険・ペットフード(シニア犬猫特化)
- ふるさと納税の使い方解説
- 法人カード・個人事業主向けクレジットカード
特に「中高年向け転職」と「個人事業主向けカード」は、報酬単価が1件8,000円〜15,000円と高く、書き手の年齢層と読み手の年齢層が一致するため、体験談ベースで信頼を獲得しやすい領域です。私自身、43歳で2回目の転職を経験したときの話を1記事書いただけで、その記事だけで月に5件のASP成約が出るようになりました。
避けるべきジャンルの代表例
逆に、初心者が手を出すと火傷するジャンルもはっきりしています。
- 医療・健康系(YMYL、Googleの評価が極端に厳しい)
- 金融系の中でも個別株・FX・仮想通貨(同上)
- 法律相談・離婚・債務整理(YMYL+広告規制が厳しい)
- ダイエットサプリ・育毛剤(薬機法に抵触しやすい)
- 芸能ニュース・トレンドゴシップ(資産化しない)
- 漫画・アニメのネタバレ(著作権リスク)
これらに共通するのは、Googleが「専門家以外が書いた情報を上位表示しない」と明言している領域であることと、書き続けてもストック資産になりにくいという2点です。「とりあえず流行ってるからやってみよう」で参入すると、半年後に記事が圏外に飛ぶリスクが極めて高いと考えてください。
体験談1:ダイエットブログで11カ月、収益ゼロだった話
最初に手を出したのがダイエット系でした。40代になってお腹周りが気になり始めたという自分の経験を活かそうと、糖質制限の記事を週2本のペースで書き続けました。記事数は最終的に86本まで伸びましたが、月間PVは1,500前後で頭打ち、ASP成約は通算で2件、収益は1,200円でした。原因はシンプルで、健康ジャンルがYMYLの中核領域に分類されており、医師監修や運営者の医療資格がない個人ブログはほぼ上位表示されなくなっていたからです。今思えば、参入前にGoogleの検索品質評価ガイドラインを読んでいれば回避できた失敗でした。
体験談2:法人カードのレビュー1記事で月3万円
3つ目のブログでは、ジャンルを「個人事業主向けの実務サービスレビュー」に絞りました。中でも当たったのが、自分が開業したときに実際に申し込んだ法人カードの体験レビュー記事です。審査で1社落ちて2社目で通った経緯、申込書類の書き方、ポイント還元の実額(1年間で18,400円分のポイントが付いた)まで具体的に書きました。この1記事だけで月間アクセスは2,800、ASP成約は月7〜10件で、報酬単価が1件4,500円なので、おおよそ月3万円から4万円が安定して入ってきます。書いた時間は調査込みで12時間ほどです。
稼げるジャンルと避けるべきジャンルの比較表
| 項目 | 狙い目ジャンル(例:法人カード) | 避けるべきジャンル(例:健康サプリ) |
|---|---|---|
| 平均報酬単価 | 4,000円〜15,000円 | 500円〜2,000円 |
| YMYL該当度 | 低い | 非常に高い |
| 広告規制 | 穏やか | 薬機法・景表法で厳しい |
| 記事の賞味期限 | 2〜3年 | 3〜6カ月 |
| 必要な専門性 | 実務経験ベースでOK | 医療資格レベルが必要 |
| 想定収益化期間 | 6〜10カ月 | 12カ月以上でも難航 |
| 月10万円達成難易度 | 中 | 極めて高い |
この表を見比べれば、初心者がどちらに行くべきかは明らかですよね。報酬単価が4倍違うだけで、同じ成約数でも収益は4倍変わります。
ジャンルを絞り込む実務的な手順
ジャンルを決めるときは、いきなり広いテーマで始めず、次のステップで絞り込むことをおすすめします。
- 自分が過去5年以内にお金を払って買ったサービス・商品を20個リストアップ
- その中でASP案件が存在するものに丸をつける(A8.netとバリューコマースを検索)
- 単価3,000円以上の案件だけを残す
- 残った案件のキーワードを「ラッコキーワード」で検索ボリュームチェック
- 月間検索数が500〜10,000の範囲に収まるキーワードを5個ピックアップ
- その5個で30記事の構成案が書けそうかシミュレーション
この流れで進めると、自分の体験と市場性の両方が担保されたジャンルに自然と着地します。あなたが過去に買ったもので、人にすすめられるほど満足しているサービスはどれでしょうか。そこに答えのヒントがあります。
ジャンル選びでよくある勘違い3つ
最後に、相談を受けていてよく見かける誤解を整理しておきます。
- 「好きなジャンルなら稼げる」は半分正解、半分嘘です。好きでも市場がなければ収益化しません。
- 「ライバルが少ないジャンルが狙い目」も鵜呑みは危険です。ライバルがいないのは、稼げないから誰もやらないだけかもしれません。
- 「トレンドに乗ればすぐ稼げる」は短期的には正しいですが、3カ月で記事の価値がゼロになります。
特に3つ目は40代から副業を始める人ほど避けたい罠です。本業で時間が限られている以上、書いた記事が長く働いてくれる「ストック型」ジャンルを選ぶべきだと、私は強く思っています。
関連記事もあわせてどうぞ。

まとめ
ブログアフィリエイトのジャンル選びは、開設前の準備で勝負の8割が決まります。報酬単価4,000円以上、YMYL外、自分の実体験が語れる領域、この3点を満たすジャンルから選べば、初心者でも1年以内に月3万円のラインは現実的に見えてきます。逆にYMYLや薬機法に絡むジャンルは、どれだけ努力してもGoogleの評価軸の外側にあるため、結果が出ずに挫折する確率が極めて高いと覚えておいてください。まずは自分が過去にお金を払って満足したサービスを20個書き出すところから、今日始めてみませんか。


コメント