自宅で副業していると、集中できなくなる瞬間がありませんか?
僕は副業を始めて半年くらい経ったころ、自宅作業に完全に限界を感じました。今回はその話から始めさせてください。
自宅作業に限界を感じた話
副業を始めたばかりのころは自宅でも全然やれていたんです。リビングのテーブルにノートPCを広げて、会社から帰宅してから2〜3時間作業する。最初の3ヶ月くらいはそれで問題なかった。
ところが半年を過ぎたあたりから、明らかに生産性が落ちてきました。ソファが視界に入ると休みたくなるし、冷蔵庫を開ける回数が異常に増える。テレビのリモコンに手が伸びる。家族がリビングにいると会話が始まってしまう。正直、「これは環境の問題だな」と気づくまでに時間がかかりました。
決定的だったのは、クライアントとのZoom打ち合わせ中に、後ろで子どもが泣き出した事件です。相手は笑って許してくれましたが、僕の中では「このままじゃまずい」とスイッチが入りました。
で、試しにBIZcomfortのドロップインを1日使ってみたんです。結果、自宅で3時間かかっていた作業が1時間半で終わりました。同じ自分なのに、場所が変わるだけでこんなに違うのかと。あの体験がなかったら、今でも自宅のリビングで効率の悪い作業を続けていたと思います。
実際には、自宅作業が合っている人もいます。一人暮らしで誘惑が少ない環境なら、わざわざ外に出る必要はない。でも「なんか集中できなくなってきたな」と感じ始めたら、それは環境を変えるサインだと思って間違いない。
コワーキングスペース選びの基準
選ぶときに見るべきポイントは大きく3つあります。
料金体系
月額制かドロップイン(1日利用)かで使い方がまるで変わります。この判断基準については後で詳しく書きますが、ざっくり言うと週1〜2回ならドロップイン、週3回以上なら月額会員のほうがお得になるケースが多い。
電源・Wi-Fiの品質
意外と見落としがちなんですが、Wi-Fiが不安定なスペースは致命的です。僕は一度、クライアントとのZoom会議中にWi-Fiが途切れまくって大変な目に遭いました。速度テストの結果を公開しているスペースは信頼できますね。電源も、席によっては遠くて延長コードが必要になる場所がある。下見のときに実際に座ってみて確認したほうがいい。
営業時間
会社員が副業で使うなら、平日の夜や土日に開いているかが生命線です。せっかく契約しても「平日18時まで」とかだと使えるタイミングがほぼない。24時間営業のスペースなら深夜の作業にも対応できますが、その分セキュリティ面も確認しておきましょう。
おすすめランキング
まずは5社の比較表で全体像を掴んでください。
5社比較表(料金・立地・設備)
| サービス名 | 料金目安 | 主な立地 | Wi-Fi/電源 | 個室・会議室 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| BIZcomfort | 月額2,200円〜/ドロップイン550円〜 | 都内30拠点以上、全国200拠点 | 完備(実測100Mbps以上の拠点多数) | 会議室あり(有料) | コスパ最強。全拠点使い放題プランあり |
| いいオフィス | ドロップイン330円/時〜 | 都内多数、全国900拠点 | 完備(店舗差あり) | 店舗による | 時間単位の柔軟な料金設定 |
| WeWork | 月額40,000円〜 | 都内主要エリア(渋谷・六本木・丸の内等) | 高速完備 | 会議室・電話ブース完備 | 設備とコミュニティが別格 |
| TULLY’S COFFEE | コーヒー1杯390円〜 | 都内多数 | 電源席あり(一部店舗) | なし | 気軽さNo.1。予約不要 |
| STATION WORK | 15分250円〜 | JR主要ターミナル駅構内 | 完備 | 完全個室ブース | 短時間利用に特化。Web会議OK |
第1位:BIZcomfort(月額2,200円〜)
全国に200拠点以上を展開していて、月額2,200円のライトプランで全拠点が利用可能。正直、このコスパは他のどこにも真似できない。僕は新宿と渋谷の拠点を気分で使い分けていますが、どちらも清潔で電源・Wi-Fi完備。平日は22時まで、土日も利用できるので副業ワーカーには文句なしの環境です。
ドロップインは1日550〜1,100円程度。まず1回試してみて、気に入ったら月額に切り替えるのがおすすめ。僕も最初はドロップインで3回通ってから月額に変えました。
一つだけ注意点を挙げると、拠点によって雰囲気や混雑状況がかなり違います。新宿は平日夜にフリーランス風の人で混み合うことがあるので、静かに作業したいなら少しマイナーな拠点を狙うのも手です。
第2位:いいオフィス(ドロップイン330円/時〜)
全国に900拠点以上。1時間330円からという細かい料金設定が魅力で、「今日は3時間だけ集中して作業したい」みたいなときに重宝します。地方にも展開しているので出張時にサッと使えるのも助かる。
店舗によって雰囲気がまったく違うのも面白いところです。僕のお気に入りは上野店で、天井が高くて開放感がある。ただし店舗ごとの差が大きいのはデメリットでもあって、Wi-Fiの速度が微妙な店舗もあったりする。初めて使う店舗はレビューを事前にチェックしたほうがいいです。
第3位:WeWork(月額40,000円〜)
月額は正直高い。でも設備とコミュニティの質は別格です。フリードリンク、会議室、電話ブース、イベントスペース。全部揃っている。他のフリーランスや起業家との交流機会が自然と生まれるのはWeWorkならではの価値で、ここから仕事の依頼につながったという話も珍しくありません。
副業で月10万円以上稼いでいて、ビジネスを拡大したいフェーズの人に向いています。僕は月額が予算オーバーだったのでたまにビジター利用だけしていますが、あの空間に身を置くとモチベーションが上がるのは確か。「投資」として捉えられる段階なら検討する価値はあります。
第4位:TULLY’S COFFEE(コーヒー1杯390円〜)
厳密にはコワーキングスペースではないですが、電源席があるタリーズは副業ワーカーの強い味方。コーヒー1杯で2〜3時間は居座れます。予約不要で思い立ったときにすぐ入れるのが最大のメリット。
僕は平日14〜16時の空いている時間帯を狙って利用しています。よくある失敗は、ランチタイムや夕方の混雑時間に行って席が確保できないパターン。あと、長時間の利用はさすがに気が引けるので、「2時間以内の軽い作業」向きですね。Zoom会議には使えないので、そこは割り切りが必要です。
第5位:STATION WORK(15分250円〜)
JR東日本が運営する駅ナカのワークブース。完全個室でWeb会議もOK。15分250円と短時間利用に特化した料金設定で、「次の打ち合わせまで45分空いた」みたいなスキマ時間に最適。
主要ターミナル駅に設置されているので、通勤途中に寄れるのが便利です。ただ、1時間使うと1,000円になるので、長時間作業には向いていない。あくまで「短時間で集中して片付けたいタスクがあるとき」のための場所です。
ドロップイン vs 月額、どっちを選ぶべきか
これは結構迷う人が多いポイントなので、判断基準を整理しておきます。
月の利用回数で計算する
一番シンプルな判断方法です。たとえばBIZcomfortの場合、ドロップインが1回550円、月額が2,200円。月4回以上使うなら月額のほうが安い。いいオフィスだと、1回3時間(990円)で月3回以上なら月額パスのほうが得になるケースがあります。
実際には「月に何回くらい使うか」は始めてみないとわからないので、最初の1〜2ヶ月はドロップインで通ってみて、利用頻度が安定してから月額に切り替えるのが失敗しないやり方です。
利用パターンで考える
- 毎週決まった曜日に作業する → 月額向き
- 気が向いたときだけ使う → ドロップイン向き
- 複数拠点を使いたい → 月額の全拠点プラン向き
- 出張先でも使いたい → いいオフィスのドロップイン向き
僕の場合は「毎週土曜の午前中」と「平日夜に週1回」という使い方が定着したので、月額に切り替えました。週2回×月8回で、1回あたり275円。カフェのコーヒーより安い計算です。
途中で切り替えられるかを確認する
月額プランの中には「最低契約期間3ヶ月」みたいな縛りがあるものもあります。BIZcomfortは月単位で解約できるので安心ですが、サービスによっては違約金が発生することも。契約前に必ず確認してください。
よくある勘違いで、「月額にしたら元を取らなきゃ」と無理に通おうとする人がいます。それは本末転倒で、行きたいときに行けばいい。月額は「いつでも行ける権利」を買っていると考えたほうが精神的にラクです。
自宅 vs コワーキング、正解は「使い分け」
どちらか一方に絞る必要はまったくありません。集中力が必要な作業はコワーキング、単純作業やルーティンワークは自宅。この使い分けに落ち着いている人が僕の周りでも多い。
僕自身は週2回コワーキング、残りは自宅というスタイルです。BIZcomfortの月額2,200円プランなので月8回通えば1回あたり275円。正直、これで生産性が1.5倍になったと体感しているので、費用対効果は抜群です。
それから忘れがちですが、副業でのコワーキング費用は確定申告時に経費計上できます。月額費用もドロップイン費用も「貸事務所費」や「賃借料」として計上可能。領収書は必ず保管しておきましょう。年間で考えると2万円〜5万円の経費になるので、節税効果もバカにならない。
あと、自宅作業のクオリティを上げるという選択肢もあります。デスクと椅子を整えて、家族と作業時間のルールを決めて、スマホを別の部屋に置く。それだけで自宅の生産性はかなり改善します。コワーキングに通うのが面倒な日のために、自宅環境も最低限整えておくのがおすすめです。
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